IMA会員になると、毎月会報(というより雑誌と言ってもいいくらいの内容量とクオリティ)が自宅に届けられます。ページ数は60ページくらい、オールカラーのしっかりした雑誌です。今日のブログでは、IMA会員しか読むことのできないこの雑誌(会報?) strategic FINANCEにスポットを当てて、その魅力と活用方法について話していきたいと思います。
言うまでもないことですが、IMAが発行しているので全文英語記述です。これを聞いただけで敬遠してしまう方もいると思いますが、CMA試験を目指す方にとっては、英語を当然のように読み込んでいくという習慣はとても価値がありますので、ぜひ頑張って毎月読み続けていただきたいです。実は、”strategic FINANCE"は毎月決められた構成なので読みやすいですし、TIMEやEconomistと言った雑誌に比べて平易な英語で書かれています。私も大学生でTIME、社会人でEconomistを読んでいたことがありますが、これらの雑誌の求める単語レベルはTOEICをはるかに超えていて、英検1級で覚えていくような単語レベルが求められます。良質な雑誌であることには間違いありませんが、継続するにはちょっとハードルが高いと感じました。その点、”strategic FINANCE"は、CMAを目指していく方にはちょうど良いレベルの単語で書かれている雑誌だと思います(おおむね、TOEICのReadingで350点くらい持っている方であれば難なく読みこなせると思います)。
内容は、日経ビジネスなどと同様に、毎月決められた特集が一つか二つくらいまとめられています。それ以外はIMA協会としての各種イベント紹介や、セミナーへの招待、オススメの書籍、協会員の方の挨拶分やインタビュー、エクセルやXMLなどのテクニカルな技の紹介など様々です。興味のある記事だけの拾い読みでも良いと思います。
前職のファイナンスマネージャーの方は、こういった資格試験の団体が編纂している雑誌としては、比較的内容が良い、と言っていましたので、縁あってこの資格を目指すことに決めた方は、その資格試験の勉強の息抜きとしてぱらぱらと読んでいくのが良いと思います。試験対策としての直接的な意味はそれほどありませんが、COSO Modelについて、Riskについて、と言ったトピックは、CMA試験のEssay試験に少し応用できることもあるかもしれませんね!
繰り返しになりますが、比較的平易な英語で書かれていますので、次の月が来るまでに読み切れないということはありません。USCMAという資格が、継続学習を重要視しているように、この雑誌にもそういったIMAの思い、が溢れているように思います。この雑誌に書かれていることは、Financeの世界で旬なトピックを盛り込んでいますので、ぜひ試験突破後に仕事の幅を広げるために活用していただきたいと思います。
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