2016年7月14日木曜日

USCMA(米国公認管理会計士)を生かすため、経理職に就くために

梅雨真っただ中の本日、クーラーの聞いた部屋でブログを更新しようかな、なんて思ってみたら、偶然にも今日は14日。過去の二回のブログを見ると、どちらも14日に書いていることに気づきまして、久々ながら筆を執ることにしました。

夏休みを前にして、多くの大学生が何か新しいことを始めたい!
と思っている今日この頃、会計系の資格にぜひぜひ挑戦して欲しいと思い、今日は夏休みのおすすめプランを提案したいと思っています

会計系の資格はつぶしが聞く、とよく言われることですが、会計を知っていると本当に強い。
営業系で活躍している私のマネジメントの人は、建設業関連の会計試験を勉強していたそうですが、ファイナンス職を味方にして前に進める力が半端なく強いです。

この方は営業職ですが、経理職に進むにしても、基本は同じ。
公認会計士を目指したいが、適性があるかどうかわからない人も、ひと夏で適性を見極めることができる、おすすめの組み合わせがあります。

それは、

日商簿記検定3級、2級をダブル受験で独学取得した後、経理系のアルバイト

です。インターンシップでも良いですね。
 大学で紹介してくれるアルバイト先などをあたっても良いでしょう。

はっきり言って、管理会計の仕事をしたいのであれば(私もそうでしたが)、まずは仕訳をしっかり理解することですもちろん、一気にマネジメントに上り詰めるようなトップタレントの方の一部には、仕訳をほとんど知らずして経理マネジメントになった方も知っていますので、そればかりは何とも言えない部分があります。
しかし、もし手固く実力を積み上げたいということでしたら、資格試験と実務経験の両方をひと夏に一気に手に入れてしまうことは、とても有意義なことだと思います。

では、経理系のアルバイトとはどんなものか、私の経験をお話ししたいと思います。

まず、会計課または経理課が独立して存在する企業(大企業に多い)か、総務部などと一緒になっているようなケース(中小企業に多い)に、分かれますね。私が所属していたのは後者です。

最初に任されることは、電話取次!!(え?って感じですが、一般企業なら当たり前です)。
そしてそのあと、毎日届く請求書類のファイリング。ファイリングをしながら、その企業がどのような費目に支出しているか掴みましょうね。

それが慣れてくると、請求書類を伝票入力します。さあ、この辺までくると、なかなか面白くなってきます。伝票入力の中では、勘定科目と組織コードを入力しますので、これを必死に覚えます。

しばらくは、電話応対(取次だけ)+勘定科目+組織コード、の三兄弟でかなり勉強することがありますのでこれで組織のことをどんどん頭に入れます。

経理部で成長するためには、業務を回していくなかで如何に考えるか、ということ。
オペレーションを単なる作業としてしまうともったいないです。

さあ、そうこうしていると経理部の神髄、決算処理!!!
勘定科目ごとの明細をざーーーーーっと紙に印刷して、一冊のファイルにまとめ、貸借勘定をしっかりと一致させて締め切ります。

バイトの人は、10時前には帰宅させられてしまうでしょう(笑)が、経理部の方が夜な夜なこの作業を行っているということは、ぜひとも感じておいていただきたいです。

決算が終わると、、、、そうです、打ち上げです!!
皆でお酒を酌み交わしながら、また普段の業務に戻っていくという訳ですね。

営業さんとは違う盛り上がりを見せるこの職務、結構いい味をだしてます。

私は現在は純粋な経理部ではないですが、経理部とやり取りをするときには、やはりこのアルバイト経験が生きています。そう、資格試験そのものよりも。

いかがでしたでしょうか?
どうやら結構面白そうだぞ、と感じたあなたは、ぜひ夏休みを使って、日商簿記検定にチャレンジしてみてください、そして+アルファの実務経験も一緒に身に着けてくださいね。

それでは!

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