2018年10月8日月曜日

FP&Aのキャリアアッププランについて考える

ACCA(英国勅許公認会計士)を目指すことにしてから、無事にテキスト(Becker)も届き、テキストを読み進めている。

12月6日にFR(Financial Reporting)の試験を予約したので、これに向けて勉強していくことになるな。
テスト費用は100ポンド、、

まあ、USCPAに比べたら安いものだ。

さて、最近会社でも人事異動があり、コントローラーとして担当する部門が変わることになった。
前の会社では異動のチャンスが全くなかったので、刺激的なジョブチェンジにワクワクしている。

そもそも、FP&Aのキャリアは、複数のセグメントや製品ブランドを担当していく中で、ステップアップしていくのだから、3年経っても仕事に変化がない、というのはよろしくないのである。

通常のFP&Aのキャリアステップとしては、

ジュニアファイナンシャルアナリスト
シニアファイナンシャルアナリスト
ファイナンスマネージャー
ファイナンスディレクター or CFO

となるだろう。
自分は今、シニアファイナンシャルアナリストから、いかにファイナンスマネージャーになるかを模索しているところだ。

やはりそれなりの企業でファイナンスマネージャーになるには、経験と知識が必要なのだろうな。

実は、自分の価値を図るために、転職エージェントを複数登録してみたのだが、出てくるオポチュニティは、シニアファイナンシャルアナリストがほとんどで、あとはベンチャー企業のファイナンスマネージャーポジションだ。

ほんとに、転職市場は金融市場並みに調整機能が働いているなあ、、、実力以上の転職というのはできないと考えておいたほうがいいなあ、、、

35歳前でマネージャーになっておきたいので、まずはACCAのfundamental levelの合格を目指しながら、異動先のポジションでしっかりと成果を出していこうと思う。

では。

2018年8月6日月曜日

USCPA vs ACCA

ACCA(英国勅許公認会計士)を目指すにあたり、USCPAとの比較は避けて通れないだろう。

共に世界的な知名度はあるが、こと日本人にとっては、

多くのキャリアオポチュニティがどちらかと言えばUSCPAを求めているようだ。

これは、転職活動をしたことがある方ならわかることだ。

ACCAという資格を募集要項で見ることは珍しい。

そこで、この二つの資格の価値を各方面の有識者?に聞いて見ることにした。

最初に、お世話になったエージェントが言うには、

USCPAの方がアピールポイントになる。ACCAの方が難しい試験ではあるが、多くの外資系企業ではACCAはUSCPAほど響かないだろう。
ただし、ヨーロッパ系企業であれば、同等の評価が得られるだろう、とのこと。

次に、会社(米国系企業)のCFOに聞くと、

USCPAは目指すべきだ。今やっている仕事から、例えばCFOへのキャリアステップを考えているなら、必要な資格だ。ACCAでも良い。いずれにしても、AuditやTaxに関しての知識を持っていることは価値がある。USCMAにも価値があるが、USCPAはそれの上位に位置する資格だ。

最後に、ファンドマネジャーをやっている知り合いは、

USCPAはUSGaapベースに加えてIFRSもカバーしつつあるから、それをやっておけば問題ないんじゃないかな。IFRS導入が各社で遅れていることを考えて、USCPAを取るのが得策だと考えてるよ。

とのこと、、、

結局、USCPAなのかーい!!

と、多少落ち込んでいる今日この頃である。

とりあえず、ACCAのFR(Financial Reporting)のテキストを5,000円で注文したところだ。もう引き返したくはないな!

頑張ろう。
では。

2018年7月31日火曜日

ACCA(英国勅許公認会計士)の勉強所要時間と難易度

ACCA(英国勅許公認会計士)をコンプリートするまでに必要な時間、そして難易度について書いていこうと思う。

まず試験の特徴としては、科目合格制であり、期限が設けられているわけではないこと(会員としていられる期間は有限のようだが、2~3年のうちに取れば問題なし)。

なので、挫折しないように1科目ずつクリアしていけば最後は取得できる資格だということ。
いわゆる税理士方式ですね。

社会人にとってはこの方式がありがたい(USCPAは期限が来ると、それまでに取った科目の古いものから失効していくからね)。

もう一つ、USCPAとの違いは、ACCA試験は基本記述式の筆記試験!!
なので途中経過も残すことが重要なんだとさ。

ここが日本人にとっては英語のハードルが高いと言われる所以らしい。。。がんばらねばだ。

合格率は科目によりまちまち、概ね20~50%程度。
USCPAが40%程度なので、それほど差異はないだろう。

結論として、ACCAは長期戦になる可能性があるが、USCPAを目指すのと大差はない!!

俺としては、年間4回受験可能なので、確実に1科目ずつクリアしていきたいと思っている。

残っている科目は、次の6科目。。。
いや~、どれもかっちょいい科目名だな(笑)

Taxation(TX)
Financial Reporting (FR)
Strategic Business Leader (SBL)
Strategic Business Reporting (SBR)

選択科目(下記から2科目選択)
Advanced Financial Management (AFM)
Advanced Performance Management (APM)
Advanced Taxation (ATX)
Advanced Audit and Assurance (AAA)

よって、順当にいけば1年半。とりあえず、今年の12月6日試験で、FRをクリアして、まずは幸先の良いスタートを切りたいところだ!

では。

2018年7月30日月曜日

ACCA(英国勅許公認会計士)を目指す理由

ACCA(英国勅許公認会計士)なんて、正直なところ半年前まで全く知らなかった資格である。

ではなぜ、この資格に目を付けたか?

、、、それは、勉強する過程にある。


この資格はUSCPAとは違い、会員になるところから始まる。

そして、会員になると、勉強やキャリアについての各種データソースにアクセスできるようになる。

Fundamental Level(F1~F9)、そしてProfessional Level(P1,P2)、選択科目2科目、に至るまで、

順を追って知識を身に着けていくことができる。

4科目の試験で合否を決め、合格した者だけがCertifyされるUSCPAとはアプローチが違うのだ。


とまあ、カッコいいことを言ってみたが、結局はコストパフォーマンスである。

USCPAはどんなに安くても単位取得+講座費用で35万円ほどかかる。そして4科目の試験料や日本で受験するための費用、単位申請費用等を合わせると、50万円程度。

一方ACCAは、受験資格が不要(大卒であれば十分満たせる)なので、入会金&年会費1~2万円と、13科目の受験料で15万円程度で、おそらく20万円あれば完了しそうだ。

もちろんAgentに聞く限りは、外資系ではUSCPAの方が知名度が高いらしいが、企業の募集要項では、USCPAとACCAは同格の扱いであることも多く、欧州企業ではACCAでも十分に対抗できるようだ。

以上を踏まえ、俺はUSCPAという金のかかる資格はあきらめ、希少性のあるACCAを目指すことにしたのである。

幸いにも、すでに現時点で7科目/13科目をクリアしているのだから、あと2年以内にコンプリートしたいところだ。

では。

2018年7月29日日曜日

ACCA(英国勅許公認会計士)の勉強方法

さあ、無事に7科目が免除となったので、
Fundamental Levelの残り2科目を勉強していこう!

Taxation(TX)はあまり馴染みがないので、Financial Reporting(FR)から始めるのが王道だろう。

ACCAは、入会金と年会費を支払っていれば、
マイページから勉強のための各種コンテンツにアクセスできるのだ。

もちろん有料のものもあるが、
過去問は過去10回分くらいが、解答例付きで閲覧可能。

うむ、素晴らしい!

早速FRの過去問を見てみた。

ふむう、、久々に試験を受けることもあり、結構難しそうだ(汗)。

やはり正式なテキストは必要かなー。
次の試験日は12月だし、少し腰を据えて勉強してみるか。

ちなみに、ACCAのマイページでも、勉強法ごとにガイドがでている。

至れり尽くせりだな。

その中の、Self Studyという項目に、オススメの参考書が紹介されていた。

ということで、下記の参考書にしようと思う!
beckerはCPAなどでも実績があるし、間違いないだろう。

https://www.amazon.co.uk/ACCA-Approved-Financial-Reporting-September/dp/1785663852/ref=pd_aw_fbt_14_img_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=GNA1RB4AG8KT7TWE1KMP

イギリスから届くのに二週間くらいかかるみたいだ。
また進捗があれば、ここに書いていこうと思う。

では。

2018年7月28日土曜日

ACCA(英国勅許公認会計士)は、USCMAがあれば科目免除される!

前回のブログで、今一度キャリアアップを目指して、ACCA(英国勅許公認会計士)を目指すことにしたと書いたが、

何も勝算のない中で目指すわけではない。

USCMAを持っていると、科目免除があるのだ!!

具体的には、
・大学(学部・修士)の卒業・修了成績証明書
・USCMAの賞状、スコアカード、合格通知

をACCA団体にメールに添付して送付。

なんと、最初は却下されてしまった!!

どうやら、CMAという記載が良くわからなかったようだ。

IMAという団体名をメールに記載したら、再審査されて、OKが出てほかの部門に回された。

それから待つこと2週間以上、、、ようやく正式に7科目が免除されたという通知が来た!!

Accountant in Business (AB)
Management Accounting (MA)
Financial Accounting (FA)
Corporate and Business Law (LW)
Performance Management (PM)
Audit and Assurance (AA)
Financial Management (FM)

やった~~!
これで、全13科目中7科目は完了ということだ。

すばらしい!

残りのFundamental Level科目は;

Taxation (TX)
Financial Reporting (FR)

の二つのみ。頑張ろう!


USCPAを考えた時には、もう一つACCA(英国勅許公認会計士)という選択肢もあるんですね~。
1科目1万円くらいで受験できますし、ACCAの方がコストパフォーマンス良さそうです!

また、継続的にアップデートしていきます。

では!

2018年7月13日金曜日

ACCA(英国勅許公認会計士)を目指すことにした

転職してもうすぐ8か月が経過する今、改めて筆を執るに至ったのは、ほかでもない。

次の展開が思いついたので、ここに残しておこうと思ったわけだ。

USCPAを何度となく取得しようと検討し、早5~6年。理系大学院卒だと、会計系単位が全くないので、どの州を受験するとしても単位取得費用がかかってしまうのが、どうも納得がいかず(笑)、半ば不貞腐れるようにUSCPAはどうせ理系の出身者のことなんて考えていないんだ、などと思って踏ん切りがつかずにいた。

そんなこんなで、単位取得費用を含めたスクールの費用を出したくないばかりに、USCPAはあきらめ続けていた。

しかし!!

ついに見つけたのだ。

それは、ACCAというイギリスの公認会計士資格(厳密にはCAが会計士だけど細かいことは、まあいいだろう)である。

これは、大学卒であれば受験できて、かつ、独学でもチャレンジできるのだ。
実際には、登録料90ポンドくらいを支払うと、会員になれて、そこから勉強のための材料にアクセスできるようになるという。

あとは、科目数が14科目(現在は13科目らしい)あるので、これを取得するのに3年くらいかかるそうだ。

が、Good newsとして、USCMA取得者なら、7科目が免除されるらしい!!
これは素晴らしい。

ということで、現在その免除科目の審査を申請しているところだ。
これが完了すれば、USCMAからのACCAという展開も悪くない。

またこのページで進捗を記載していこうと思う。
では。

2018年1月27日土曜日

転職、そしてコントローラーへ

ドラクエIIIのようなタイトルをつけてしまったが、無事に転職活動が終わった、、

12月1日から、某外資系企業のファイナンスコントローラーのポジションで働き始めたのだ。

ブログタイトルにもある、コントローラーという職をついに射止めた形だ。

一つの部門を任せられ、価格承認やコスト管理、レポーティングやフォーキャストプロセスまで、ファイナンスに関するあらゆることを担当するポジションだ。

営業部門との連携も求められ、日々一生懸命考えてアウトプットをしていく毎日。
大変やり甲斐がある。

ふう、、これで一つの区切りができた。

USCMAの資格は転職活動で(たぶん)評価されたと思うし、理系大学院出身としては上出来なくらいのキャリアステップを歩んでいるのではないだろうか。

これからどうしようか、、

MBAを取るか、CPAを取るか、はたまた英語力を磨いていくか、、

USCMAの資格一本で戦っていくのが本ブログのコンセプトなので、ほかの資格に浮気をしたらタイトルも変えないといけなくなってしまうな、、

まずは、サラリーマンの一つの目標である、年収1,000万円を目指して頑張っていくとしよう

では再見!


FP&Aの仕事は忙しいのか(コントローラー編)

前回の投稿から大分時間が経ってしまいましたが、この間に世の中は大きく変わってしまいましたね。。。 今日はFP&Aの業務量について。 FP&Aという仕事は、以前は外資系にのみ存在する仕事というイメージがありましたが、NECや資生堂など著名な日本企業でも普及し始めたと...